リスティングでCTRを上げるためにやった2つのこと
2年くらい前のある日、自社サービス(BtoBです)のリスティングの運用を担当することになりました。
その時初めて、AdWordsの管理画面を見たわけです。
最初はよくわからずに、なんとなく雰囲気でやっていました。
今から考えるとひどい運用内容だったのですが、
それなりに効果は出ているものの、CPAが高い状態。
これではいけない!ということで、リスティングについて調べまくり、
やっとのことでリスティングってこうやって運用すればいいんだ!というのがわかった次第です。
その時に調べてわかったAdWords運用のポイントを、簡単に紹介したいと思います。
掲載順位は、品質スコアと上限CPCで決まる
リスティングでの理想は、低いCPCで上位表示させることです。
高いCPCを設定して上位表示させてもコスト嵩んでしまうので、喜ばしいことではありません。
そもそも掲載順位はどうやって決まっているのか。
一言でいうと、品質スコア × 上限CPC で決まっています。
上限CPCはそのままの通りなので、単価を高くすれば上位表示される可能性が高くなります。
逆に、品質スコアが低ければ上限CPCをいくら高く設定しても上位表示されません。
なので、リスティング運用のポイントは「品質スコアをいかに高くできるか」にあることに気づきました。
品質スコアをどうやって上げるの?
品質スコアを評価する基準はたくさんあり、Googleも具体的な内容は公開していません。
では、品質スコアを上げるにはどうすればいいか?
まずは、CTRを上げる ことを意識して運用をすることにしました。
CTRが高い広告は、広告を閲覧している人にとって価値のある内容のはずです。
なので、CTRを上げることにまずは注力です。
CTRを上げるにはどうすればいいか?
とりあえず、下記2つをメインに頑張りました。
1つ目は、入稿しているキーワードを広告のタイトルに入れることです。
これをやっただけで、品質スコアは改善するという結果に。
このような運用をするために、広告グループの設計も一部見直しです。
お互い関連性のないキーワードを同じ広告グループに入れてしまうと、
キーワードと広告タイトルをマッチさせることができないので、広告グループの設計も大切です。
もしキーワードと広告タイトルが一致してないようであれば、ぜひ試してみてください。
2つ目は、除外キーワードを設定する ことです。
完全一致以外で出稿していると、入稿しているキーワードを含んでいるけど、
ターゲットではないキーワードで広告が表示されることがあります。
そうすると、ターゲットでは無い人に表示されるのでクリックされる可能性が下がります(CTRが下がる)。
クリックされたとしてもターゲットでは無いので、無駄クリックになっちゃいます。(余計なコストがかかる)
そこで、除外キーワードをしっかり管理することが重要になります。
どんな検索クエリで広告が表示されたか・クリックされたかは、AdWordsの管理画面で確認することができます。
これをチェックして、ターゲットではないキーワードを除外キーワードに設定していきます。
ちなみに、私はこの除外キーワードの設定を毎日行っています。
除外キーワード設定は積み重ねなので、日々続けることがじわじわと効果が出てきます。
とりあえず試してみよう
他にもランディングページやら広告オプションの設定やらいろいろあるのですが、
紹介した2点を実施するだけでもだいぶ変わるはずです。
ぜひ試してみてください!