通勤電車で座る戦術をマーケティング視点で考えてみる
たいした記事では無いのですが、書きたかったので書かせてください。
通勤電車で自分の前に座っている人が降車する。そして、そこに座る。
長い通勤時間を過ごす自分にとって、こんな嬉しいことはありません。
少しでも座る確率を上げるにはどうすればいいのか?
せっかくマーケティングの仕事をしているので、マーケティングの視点で通勤電車で座るための戦術を考えてみることにしました。
リターゲティングを活用して席を確保する
WEBマーケティングでもお馴染みのリターゲティングですが、通勤電車で座るためにも効果的な戦術です。
この人は○○の駅で降りる、というのがわかっていればその人の前に立つことでリタゲ完了です。あとは降車するのを待つだけ。
ただし、リタゲできる人が一人だけでは座れる確率は低いです。その人の前に他の人が立っていればリタゲできません。(広告だと入札に負けている状態)
しかも同じ人にばかりリタゲし続けると、「この人、いつも前にいる」って思われるかもしれません。(フリークエンシーが高い状態)
そんな状態を防ぐにはリタゲできる人を増やすしかありません。
できるだけ多くの○○駅で降りる人を見つけて、
周囲の状況や自分の体調を考慮して(調子がいいから少し立ってよう、昨日は遅くまで飲んでいたので早めに座りたい、など)
バランス良くリタゲすればあやしまれずに座れる確率も高まります。
リタゲできる人がいない!?そんな時は類似オーディエンスで降車する人を予測する
確実にリタゲすることができればいいのですが、皆さん毎日服装も違うし同じ電車・同じ車両に乗っているわけではありません。
リタゲできる人がいない!なんて状況も必ずでてきます。
そんな場合は、類似オーディエンスが効果的です。
リタゲした人と似た属性の人を探します。
一番わかりやすいのが、
リタゲした人が学生であれば同じ制服を着ている人を探す、です。
学生のようにわかりやすい類似オーディエンスではライバルも多くなります。
なので独自の類似パターンを発見することが座るうえで非常に有利となります。
スマホを見てる人、本を読んでる人、ゲームやってる人、寝てる人、思い出し笑いしてる人、終点まで乗ってるのにちょいちょい外見る人、など座っているとはいえいろんな人がいます。
早く降りる人をしっかり分析して、類似オーディエンスを活用しましょう。
地味だけど大切、除外設定
リタゲ・類似オーディエンスというターゲットを見極める方法を考えてきましたが、
明らかにターゲットでは無い人を見つけることも大事です。
リスティングの部分一致で出稿していると、
入稿キーワードを含むけどターゲットでは無いワードで表示されてしまい流入するケースがあります。
それを防ぐために、特定のキーワードで検索された時に表示させないようにする「除外設定」という機能があります。
座る確率を高めるためにこの除外設定が活用できます。
自分が降りる駅より後の駅で降りる人はターゲットではありません。
自分が電車に乗った時に座っていた人が、自分が降りる駅まで座っているのかも確認して電車を降りましょう。
除外設定の活用で少しでも座る確率を高めましょう。
最適なポジションを素早く抑える
リタゲにしろ類似オーディエンスにしろ、ターゲットを早く見つけて最適なポジションを素早く確保することが必要になります。
素早く決断し素早く行動する。これが重要です。
ポジションを抑えることができないと意味がないのですが、必死になりすぎてまわりに迷惑をかけてはいけません。
スマートに自然にスピーディーに、略してSNSの精神でアプローチしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました
たいしたことないことをダラダラと書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
マーケティングを活用することで、通勤電車で座るという戦いをついに整理することができました!
人生マーケティングなので、あらゆる場でマーケティングを活用してみてください!