マーケティングは部分最適より全体最適が大切
マーケティング活動の幅って結構広くて、WEB・展示会・メルマガ・セミナーなどいろいろあります。
WEB施策だけを見ても集客とCVR改善があり、さらに広告やSEO対策など細分化していけばキリがありません。
そんな中、いきなり結論を言いますが、マーケティングは全体最適の視点で対策することが重要だと思っています。
なので、全体最適についてこれから考えてみたいと思います!
全体最適と部分最適、どっちがいいのか?
ある日、チームメンバーを増員することあったのですが、
チームメンバーの役割分担について、
メルマガ担当・展示会担当のように施策別に担当分けするか(部分最適)、
サービス単位で担当分けするか(全体最適)どうしようかな?と考える機会がありました。
その時にいろいろ考えたのですが、
結局、展示会にたくさん出展してリードをたくさん集めても、
その後のフォローメールやフォローセミナーをしっかりしないと商談や受注に繋がりません。
また、メルマガをもの凄い頑張って感動的な内容を書いても、受け取ってくれる人がいなければ、
開封率やURLのクリック率がいくら高くても成果はあがりません。
結局、マーケティングは線で繋がっており、
いくら部分最適を頑張っても他にボトルネックがあれば、全体の成果は上がりません。
下手をすると、部分最適を頑張ることでコストばっかり増えて成果が上がらないなんてことも考えられるわけです。
なので全体最適ができるチーム体制の方が最終的な成果は上がると思い、
サービス単位で担当分けをするチーム体制にすることにしました。
全体最適でマーケティング活動をバランスよく実施する
全体最適のチーム構成にすることの最大のメリットは、メンバーの目標を全体の成果に設定できることです。
サービス単位でマーケティング担当を分けることで目標は、
施策毎の成果ではなくそのサービス全体としての成果になります。
全体の流れなの中でマーケティングを考えることができれば、
あとはボトルネックを見つけて全体のバランスを見ながら、
どのレベルまで改善するか見極め実行するだけです。
改善しようと思えばいくらでも改善できるので、
どのレベルまで改善すれば、最低限のコストで全体として最適になるかを見極めることが重要です。
極論を言えば、ボトルネックだったとしても改善効果が小さくコストもかかりそうであれば、
他の施策を強化することで全体の成果を上げるでもいいんです。
この発想が部分最適を行っているとなかなかでてきません。
無理矢理改善しがちになります。
全体最適をすることで「成果」を見据えて行動でき、それが結果に繋がるのです。